【再来17日目】 27℃ 快晴
今朝は、ツバメさんのさえずりも聞こえず、姿も見られませんでした。
朝8時前に、ツバメさんは、巣を開けることが多く、そのうち戻ってくるかな、と思っていましたが。
昼になっても、ツバメさんが巣にもどる様子はなく。
近くの電線に、ツバメさんがとまっている姿は見かけたものの、巣には寄り付きません。
嫌な予感がして、巣をのぞいてみました。
再来17日目の巣の様子
やっぱり!やられた!!
昼間は、SARABAカラスくんが効いていたのか、今年、家の周りでカラスがウロウロする様子は見られませんでした。
うまくいった、あと、一週間もすれば、ヒナの姿が見られると思ったのですが…。
どうやら、夜に、巣は襲撃されたようです。
今日は、巣が壊された様子も、羽が散らばっていたり、卵が割れている様子もありませんでした。
そんなに巧妙に、卵だけ盗られることがあるなんて、衝撃です。
昨年度も書きましたが、今は野鳥が繁殖の時期。
ツバメだけでなく、カラスも他の野鳥も、子育てのために必死に食べ物を探しているのでしょう。
そして、人間のすみかの近くでしか、食料を調達できない動物も増えているのでしょう。
ツバメは、減少しています
日本野鳥の会のホームページには、環境省によるツバメの繁殖分布の調査がまとめられており、ツバメが年々減少していることが記されています。
また、ツバメが減少している原因について、次のようにまとめてありました。
ツバメ減少の原因
ツバメが減少している背景は以下の要因が考えられています。いずれも私たち人間の生活と深いかかわりがあることがわかります。
里山の自然や農耕地の減少
身近だった里山の自然が宅地化などで減り、農業の衰退により水田や耕作地が減少し、ツバメのエサとなる虫が少なくなっていることが考えられます。エサの減少は、子育ての成功率にも影響します。
西洋風家屋の増加
ツバメは民家の軒先などに巣を作りますが、最近の西洋風家屋では軒のないものや、壁面が加工されて巣が作りにくいようです。巣を作る環境が減ってしまい、その結果、繁殖が困難になりました。
今年もダメでしたが、来年はもっともっと工夫をして、ツバメさんをお迎えできるようにしたいです。
ツバメさん、また来年もお待ちしています
残念ですが、今年のHappy Swallow's blogは、おひらきにします。
短い間でしたが、このブログに訪れてくださった方、読者になってくださった方、ありがとうございました!!
気まぐれなブログでしたが、多い日は、300人ご訪問いただくことがありました、毎日、記事を書く励みになりました、感謝。
来年こそは、ヒナの巣立ちを見届け、その様子をレポートしたいと思います。
その時にまた、ご訪問いただけたらうれしいです。
ありがとうございました。では、また。。。