Happy Swallow's blog 2020

ツバメがウチに引っ越してきました!

巣作りから15日目(2軒目)。卵2つ目!ツバメと鳥インフルエンザについて。

【15日目】    28℃ 一日中雨

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 これまで、ふりそうでふらなかったお天気が続いたからか、今までの分を取り返すように、昨晩から雨が続いています。
梅雨前線と、気圧の谷の影響とのこと。大阪ではけっこうふっています。

 

恵みの雨ですが、洗濯物も干せず、ジメジメジトジト…。
一日中雨だと、活動が制限されている気分で、いらちな私はモンモンとしていますが。

晴耕雨読

晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家で読書すること。
世間の煩わしさを離れて自由気ままに生活することで、悠々自適として自然のままに生きる様をいう。
晴れた日は外で活動し、雨ならば内にて活動する人間本来の姿を示す。


古今名言集~座右の銘にすべき言葉~より

 

昔の人はうまくいったものです。
できることを、できる範囲ですること。身の丈に合った生活。

 

自然に目を向けると、教えられることがたくさんあります。

さて、ツバメさんはどうしているかな、とのぞいてみました。

 

引越し15日目の、巣の状況

やっぱりありました!二つ目の卵。

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昨日調べたとおり、1日1個卵を産むというのは本当です。

 

ちなみに、巣に座っているメス(と思われる)のツバメさんにカメラを向けると。

じ~・・・・・・・・・と。したまま。(動画の意味ないやん。)

これからは、こんな日が続くのかもしれません。

引越し15日目の疑問。ツバメは鳥インフルエンザを運ぶの?人間への影響は?

ツバメから人間に鳥インフルエンザが感染するのではないかという不安を感じた人が、ツバメの巣を壊してしまうことがあるようです。

 

うちの子は、2年に1回くらいインフルエンザにかかるものの、今は良いお薬もあって、たいしたことないので、鳥インフルエンザのニュースを気にしていませんでした。

人と関係があるかどうかも、知りませんでした。

 

でも、お年寄りや赤ちゃん、鳥を飼っているご家庭では、ツバメがやってきたことで不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
また、ツバメが巣を作りやすい店先でも、風評被害を恐れて巣を壊してしまうこともあるかもしれません。

 

鳥インフルエンザについて、そして、鳥インフルエンザとツバメの関係について調べてみました。

Q 鳥インフルエンザってどんなウィルス?どんな病気になるの?ツバメは危険?

 

A1 鳥インフルエンザは、鳥に対して高病原性を示します。鳥によって症状はざまざまですが、ニワトリのように死に至る種類もあります。

 

A2 人をはじめ、ホニュウ類へはほぼ感染しません。農研機構のゲノム解析で、ホニュウ類に感染するような変異は見られませんでした。

 

A3 飼っているニワトリと接触したために感染した事例が中国でありましたが、人から人への感染の事例はありません。野鳥からの感染例はありません。

 

A4 鳥インフルエンザは、日光や熱に弱いです。ニワトリや鶏卵を食べる際は、ウィルスがあったとしても調理による加熱で不活性化されます。食品から人に感染した例はありません。

 

日本獣医学会学術集会講演要旨集(2008年)にある藤本佳万先生の発表からの引用で、『ツバメブログ』に、以下のような記述がありました。

やや残酷なのですが、野鳥にわざと鳥インフルエンザ・ウイルスを感染させた実験の結果…10羽のツバメに(鳥インフルエンザを)鼻腔内接種したところ、3日目までにすべて死亡ということです。実験室では"致死率100%"ということで、感染しつつも巣にたどり着く"という可能性は低くなります…

 

というわけで、

A5 野生のツバメが鳥インフルエンザに感染したり、ツバメから人へ鳥インフルエンザがうつる可能性は、極めて低いです。

 

どのようなウィルスでも変異するものですが、今のところ、人が恐れるような事態にはいたっていません。

 

鳥インフルエンザのニュースが大きく報道されるのは、養鶏場でのウィルスの大発生を防ぐためです。

  • 爆発的に増加する中で、いずれ人間に感染するようにウィルスが突然変異するかもしれない。
  • 養鶏農家の経済的な被害の拡大を防ぐ。

こういったことが理由であり、野鳥に対する過度な警戒を呼びかけるためではありません。


環境省のホームページでは、このように呼びかけています。

鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。

 

野鳥のためのエサ台などは清潔にしておく、ふれ合わない。

普通のかかわりと関係で、野鳥も、人も、仲良く暮らせます。

 

皆さんも、ツバメたちとのHAPPY LIFEを楽しめますように。

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